Mr.QULEの気まぐれノート

「好きなときに好きなことを」バルサのことを中心に書いていきたいと思います

皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5」~後編~

こんにちは!Mr.QULEです。

 

皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5

 

mrqule.hatenablog.com

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ここまで6位までの選手たちを発表してきました。いよいよメインであるベスト5の発表です!残っているのはテア、アラウホ、メッシ、ペドリ、フレンキーです。ちなみに僕はペドリ、フレンキー、アラウホ、テア、メッシの順に入れました。

ところで皆さん、ここまでの結果はいかがでしたでしょうか。予想通りでしたか?まだ見てない方は是非上の記事を読んでみて下さい。

 

それではいきましょう!FCバルセロナ20/21前半戦ベスト5はこの選手たちです!!!

 

 

5位 テア・シュテーゲン

171点(1番×5、2番×9、3番×18、4番×21、5番×14)

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リーガ13試合出場

「今シーズンも、何度もテア様に助けられています。ビッグセーブした後にTLに流れる"テア神"が好きです。(@Griez07_FCBさん)」

「やっぱり頼れる漢。チームの背骨としてハイパフォーマンスを続け、不調なチームの執念を見せた。(@fcb_albさん)」

「シーズン序盤は怪我があり出場できない場面があったものの、プレーを始めれば彼に救われるシーンが非常に多く、既にバルセロナを引っ張る存在であることを実感しました。特にスーペルコパ準決勝 対ラ・レアル戦でのパラドン・PKストップの嵐 そしてチームを鼓舞する姿には非常に感動しました。(2525GerardP1queさん)」

「正直世界中見渡しても、『バルセロナのGK』としては、越えるどころか肩を並べる選手すらいないと思います。(疲労人間さん)」

「何試合も救われた。彼がいなかったらと思うと怖い。セービングがキレイ。(@jandres788046978さん)」

「厳しい試合でも、彼のビッグセーブがチームを何度救ったか…。彼がいなければ今のバルサは無いとも言える。(@kLeo_21fさん)」

「序盤は怪我をしてて出遅れたものの、圧巻のセーブ力とビルドアップでチームを救い続けている。スーペルコパのソシエダ戦を見て、将来的に彼にカピタンを任せて欲しいと思えた。熱い男。(匿名)」

 

5位はテア神!!!171点を獲得し、6位のファティが68点とは大きな差を付けています。先に言うと5位からはかなり圧倒的です。

右膝の手術の影響で、シーズン序盤は離脱していましたが、復帰したディナモ・キエフ戦では復帰早々神様になっていました。毎試合のようにチームを助けていますが、やはり特に記憶に残っているのはスーペルコパ、レアル・ソシエダ戦でしょうか。パラドンを連発し、同点で迎えたPK戦で最初の2人をストップ。3人目も外させることに成功しました。

テアがバルサに加入したのは2014年。加入して2年間はブラボがレギュラーとして出場し、テアはカップ戦要員でした。2016年に、テアが追い出すような形でブラボが退団。テアが正GKとなりましたが、すぐに主力となった訳ではありませんでした。印象に残っているのは2016年セルタ戦。バックパスを受けたテアが蹴ったジョルディへの浮き球パスを、プレスに来ていたパブロ・エルナンデスに当ててしまい失点しました。それまでのテアのパフォーマンスがそれほど良くなかったのもあり、当時は相当叩かれていました。実は彼もかなり苦労人なんですよね。

それを考えると本当に感慨深いですよね。毎試合、プレーと言動・立ち振る舞いでバルサを引っ張り、バルサが低調な中でも最後まで闘う姿を見せるテアにキャプテンを求める人も多いと思います。プレースタイルも含め、彼以上にバルサのGK像に合う選手は、現在世界中探してもどこにもいないと思います。本当にいつもありがとう。これからもバルサを引っ張っていって欲しいと思います。

 

 

4位 アラウホ

237点(1番×6、2番×18、3番×29、4番×19、5番×10)

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リーガ10試合1G

バルサのDFに足りていなかったもの。高さ、スピード、対人の強さをかなりの高次元で兼ね備えた選手。彼がいることでカウンターを受けても大丈夫と思わすほどの頼もしさ。そしてプレーは勿論のこと1番評価しているのが闘争心。ここは永らくバルサにかけていたが昨年のバイエルン戦の時ベンチで見せた振る舞いをみて何があっても応援しようと決めた選手。(@barce_noさん)」

バルサの絶対的セントラルである、ジェラールピケの長期離脱によってトップチームでプレーすることが決まった彼でしたが、彼の前半戦での活躍は私の想像し得ないレベルでした。15試合で抜かれたのはユヴェントスのモラタただ1人、そしてその試合ではアラウホは足を痛めていたというのですから非常に驚きです。彼のフィジカルやDF能力は非常に優れていますし、NEXTファンダイクになり得るのではないかと思わされる前半戦でした。後半戦ではビルドアップ面での向上に期待しています。(@2525GerardP1queさん)」

「ピケの離脱の不安を一蹴するパフォーマンス。対人の守備の強さ、広い守備範囲。21歳とは思えない貫禄。後ろからゲキを飛ばす姿が印象的です。CLで大敗した時にアラウホがいらだつシーンが抜かれてましたが、今では堂々のパフォーマンスでとても感動しています。あとはビルドアップができれば完璧です。(@traotaa66さん)」

「被カウンター時の安心感がぐんと増し、レフティー2人をあっという間に追い越した。(@harawo_culeさん)」

「コントゥンデンテ!!コントゥンデンテ!!(@cou_culeさん)」

「近年のバルサのCBにいなかったタイプ。ごつい身体といかつい見た目からは想像つかない可愛い笑顔も好感持てる(笑)(@pedriesta_さん)」

 

4位に選ばれたのはバルサの新たな若きディフェンスリーダー、アラウホです!!この選手も良い意味で期待を裏切り、クレに未来への期待を感じさせました。

2018年にウルグアイからバルサBに加入した彼は、2年間バルサBでプレーし、昨シーズンにトップチーム初出場。今シーズンからはトップチームに登録されています。そうなんです。実は彼はカンテラーノではなく、バルサBが補強した選手だったんですよね。そして今シーズンはピケの離脱をきっかけに出場機会を得ると、圧巻のパフォーマンスを見せつけます。高い身体能力と強さ、高さを持ち合わせ、対人スキルも兼ね備えているこの選手はピケの長期離脱を全く感じさせません。

一方で課題もあります。ビルドアップ能力です。ポジショニングやボールコントロールに関しては改善の余地だらけです。とは言っても、シーズン序盤に全く入れなかった縦パスも、今では入れるようになってきましたし、成長を感じます。それに昨シーズンのバルサBの序盤なんて本当に見てられなかったレベルなので、信じられない成長ですよ。この辺は本当にピミエンタ様々です。

そして何よりもアラウホが素晴らしいのは、その情熱です。記憶に新しいのは昨シーズンのバイエルン戦、スタンドを蹴る彼の姿に心打たれたクレは多いはずです。当時はBチーム登録で、トップチームにあまり試合も出ていませんでしたが、誰もが下を向き絶望する中で、悔しさを見せたのはアラウホと、現在は移籍してしまったルドの2人でした。

また、その後のバルサBの昇格プレーオフでは、途中で負傷をしてしまったものの足をひきづりながらプレー。短期間で一気にアラウホを好きになりました。現在のバルサに足りないと言われている情熱の部分。これを持つ若手選手がようやく出てきました。アラウホがクラブに残り、トディボがクラブから出された時は疑問を持つ人が多かったですが、今となってはアラウホが4番を付けていることに誰も疑問を持ちません。「クーマン、ペップ、マルケスラキティッチが付けた背番号4。いつかそこに自分も加わりたい。」とインタビューでも答えています。

www.mundodeportivo.com

アラウホに関して書いていると目頭が熱くなってきました。ピケの復帰はかなり遠そうですし、過密日程の中での怪我には気をつけながらも、このまま成長し続け、世界一のセンターバックとしてバルサを引っ張っていって欲しいと思います。

 

 

3位 メッシ

253点(1番×17、2番×19、3番×13、4番×18、5番×17)

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リーガ17試合11G2A

「なんだかんだでチームトップのゴール数とピチーチ争いはさすがの一言(@barce_eru25さん)」

「やはりチームの大黒柱でありエース。不調続きだったグリーズマンにアシストして、ごっつぁんゴールを演出したあのプレーは感動しました。そして何より、チームに残ってくれた事に感謝。生涯バルサに携わってほしいです。(@Griez07_FCBさん)」

クーマン体制が勝ちきれない辺りは、かなりモチベーションの低下が見受けられて明らかにコンデションも悪そうだった。でもインタビューを受け、ぺドリやデヨングといった新たな相方を見つけ、プレーだけでなく顔にも良さが表れてきた。史上最高のサッカー選手。来シーズンいるかいないかは置いといて、彼が笑ってプレーしてるところをずっと見ていたい。(匿名)」

「夏にあのような惨事があったにもかかわらず、1選手、カピタンとしてバルサを愛してくれ残留してくれた。それだけで本当に感謝している、ましてや今シーズンも神のようなプレーぶりで楽しませてくれた、まだまだ移籍とかどうなるか分からないけど、楽しそうにプレーしてるメッシを見続けたい!(@Barcelona_zinyoさん)」

「エンジンが掛かるまで時間はあったものの、結局メッシがいないと始まらない(@harawo_culeさん)」

「やっぱこのひといないとなーってなる(@7ryota12kさん)」

「残留してくれた。チームとして勝つことに重きをおき、次第に本領発揮。最高にかっこいいキャプテンシーとプレイでこれまでよりいっそう好きになった。最高!!(匿名)」

「ペドリじゃないのかよ!という意見も聞こえてきそうですが、メッシを選びました。やはり彼がいない試合ではバルセロナは攻めあぐねているのを多く見受けられましたし、キャプテンとしてチームメイトを鼓舞する姿も見られました。やはりバルサの中心ははレオメッシだったと強く感じたため、1番に選出させていただきました。(@2525GerardP1queさん)」

「彼なしにバルサは成立しない事をつくづく感じさせられるから(@Sho35927444さん)」

「いなければいけない存在。(ラフィーにゃさん)」

「シーズン前のゴタゴタでスロースタートだったとはいえ、たとえ調子が悪くても周りの選手より一つ上のレベルにいるのはもうさすがでしかない。メッシがいるかいないかで試合内容・結果が変わるほどの存在感。(@pedriesta_さん)」

 

3位はメッシです!🐏

残留してくれてありがとう。

もうこれしか言えませんよね。

シーズン開幕直前まで退団の話が出ていたメッシですが、バルサに対する愛情で残留してくれました。前会長バルトメウのメッシに対する仕打ちはあまりに酷く、クレのほとんどは退団を覚悟していました。プレーどころではない状況で迎えたシーズン序盤はメッシもチームも調子が上がりませんでした。顔も暗く、そんなメッシを見ているのはとても辛かったです。

しかしある時からメッシの様子が変わり、また笑顔が見られるように。それと同時にチームも勢いを取り戻しました。まさにバルサの象徴です。得点後にチームメイトが笑顔でメッシに向かっていく様子からも、カピタン・メッシに対する信頼感が覗えます。なんだかんだで得点ランクは3位(19節終了時)ですし、チーム内トップスコアラーです。チャンスを作るのもメッシで、彼がいないとジョルディも輝きが薄れます。

今年残ってくれただけでも十分ですし、来季はどうなるか分かりません。個人的にも退団を覚悟しています。だとすると、メッシの居るうちにチャンピオンズリーグを取りたい。リーガは絶望的ですが、何があるか分かりませんし、今季はまだ3冠の可能性もあります。やはりクレにとっての一番の幸せは笑顔のメッシを見ることです。彼を見ることが出来る幸せを噛みしめながら、バルサでのメッシを少しでも長く見れることを願うばかりですね。

 

 

2位 フレンキー・デ・ヨング

313点(1番×25、2番×23、3番×17、4番×17、5番×11)

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リーガ19試合3G3A

「特に右インテリオールで起用され出してからのパフォーマンスは攻守への貢献度が群を抜いていたから(@barca_eruさん)」

「今シーズン序盤はフォーメーションの配置やタスクなどでプレーしずらそうだったが、4-3-3のIHに固定されると相変わらずのフィジカルでよく走りチームのダイナモ的な役割を担いつつポゼッションでも持ち味を出し、更に昨シーズンよりもゴールに絡むプレーが増え、間違いなく世界で3本の指に入るMFだと思う!(@Barcelona_zinyoさん)」

「ここまでは新加入選手ばかりでしたがやはり彼の功績も非常に大きい。今季は数字という目に見える点で結果を出しプレースタイルもThe現代フットボーラー。どこまで進化するのか。(@OkisinHW3Fさん)」

「チャビイニ以降の不安な中盤をクレに安心感持たせてくれる攻守穴無し。期待値高いのに見劣りしない。尚且つ若い。謙虚。(@miyakawamasaruさん)」

「点を取れるようにもなった。圧巻の活躍。今後10年バルサのレギュラー。(@6610uketsuさん)」

「インテリオールになってから凄まじい。フィジカルとテクニックで圧倒的な核。アシスト、得点共に増えて組み立てから崩しまで縦横無尽。これからの成長を考えると末恐ろしい。(匿名)」

「特にインテリオールでプレーするようになってから生き生きしてる印象。チャンスクリエイトだけではなく二列目の飛び出しからのゴールスコアも増えて、昨シーズンより一層レベルアップした気がする。それと、『バルサはフレンキーの使い方が間違っている』って言ったクーマンが結局ドブレピボーテじゃなくてインテリオールで起用するようになった皮肉がまた素晴らしい(笑)(@pedriesta_さん)」

クーマン政権において序盤は苦戦したものの、IHに置かれてから攻撃守備は彼がいないと考えられないくらいに依存している。プレーだけでなく、数字もついてきていてアヤックス時代から一皮剥けようとしている。(匿名)」

「デヨングの入団後のプレーの遍歴を見ていると、本当に彼は勉強と練習を熱心に行っているのが分かります。特に最近のプレーはボランチの守備力を保ちつつ、ペナ内に入っていく動きは昨季から取り組んでいた事がとうとう花開いた感じがして自分のことのように嬉しかったです。(疲労人間さん)」

「パスも一級品、得点にも絡む、独力で突破できる、守備も一切サボらない、怪我もしない、スピードもある、フィジカルもある、責任感もある、バルサ愛もある。今までメッシにおんぶに抱っこだったチームを今季は彼が中心になってくれている。贔屓目なしで今世界一のMFといっても差し支えないと思う。(@barce_noさん)」

 

2位はフレンキー!!!

昨季よりアヤックスから加入したフレンキーですが、コメントにもあるように、現在覚醒中です。バルベルデ、キケ・セティエン、クーマンと加入してから約1年半で年半で3人の監督に起用され続けた彼ですが、バルサに来てから最適解が見つからず、ポテンシャルを最大限発揮しきれずにいました。しかし、今季途中でシステムが433に変わり、右インサイドハーフを務めるようになってから覚醒。持ち味であるパス、ドリブル、身体能力を活かし、ビルドアップからフィニッシュまで、全てのプレーを高水準でこなしています。特にゴール前への飛び出しは一級品です。9番のメッシが降りたスペースへの飛び出しでもあるので、相性も良いですね。

また、守備に関しても大きな成長を見せています。今季序盤は、背中のスペースを空けてしまうことで、相手にバイタルエリアを自由に使わせてしまう場面も見られました。しかし現在では積極的に前へ出る守備と、確実に陣形を整える守備との使い分けも出来ています。そして試合終盤になっても攻守において走り続けてくれるのはありがたいし頼もしいです。

バルサでのフレンキースタイルを見つけ出した彼が、現在チームの攻守において非常に大きな存在になっていることは言うまでもありません。何より素晴らしいのは常に成長し続けていること。元々アスリートとして非常に恵まれた能力を持っているというフレンキーですし、このままいけばバロンドーラーになる日もそう遠くはないのではないでしょうか。まだ23歳ですが、既にバルサを引っ張る存在であり、これからもそうなってくれると信じています。

 

 

残すは1位の発表のみとなりました。20/21前半戦、MVPはこの選手です!

 

 

1位 ペドリ

416点(1番×49、2番×29、3番×10、4番×9、5番×7)

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リーガ19試合2G2A

「メッシの試合に対するモチベーション、4231でのチームの不具合を見事に調整してくれた存在だと思います。バルセロナのサッカーの中で、「プレー選択を間違えない」ことはとても困難なことだと思いますが、それを1年目から可能にしているペドリには日々驚かされてばかりです。(@sergoBarcelona1さん)」

「新加入でこの若さでここまでフィットするとは思っていなかったのでいい意味で期待を裏切ってくれた選手。彼がいることで未来が明るいと思わせてくれた。メッシのパートナーにもなれ、メッシが楽しそうにサッカーをしている(@jandres78804978さん)」

「18歳とは思えないポジショニングと落ち着き具合。メッシとフィーリングががっつり合っていて欠かせない存在です。ソシエダ戦で全速力で戻ってきてゴールポストに激突シーンは鳥肌立ちました。(@toraotaa66さん)」

「仮に彼の年齢が28歳でもMVPでしょう笑 クラシコでスタメン大抜擢された時は驚きましたが今ではチームの中でも1位2位を争うくらいのレギュラー。彼がいるのといないのではチームが変わる。戦う姿勢もあり技術もある。若いからって無理しないで欲しいです。(@OkisinHW3Fさん)」

「10代で移籍初年度にここまで継続性を欠かずに結果を出しメッシとも分かり合える選手は他にはいなく、出場すれば必ず何か魅せてくれプレーぶりはイニエスタを思い出させる程だったから(@reon_barcelonaさん)」

「みんなぺドリにメロメロ!(匿名)」

「アンスと同い年の18歳。ただ魅せるプレーはイニエスタを彷彿とさせるようなプレーをする。個人の技術は勿論サッカーIQが異常に高くオフェンス時もディフェンス時も必要なポジションをとりチームの舵をになっている。18歳ながらデ・ヨングとともにバルサを既に牽引している立場。(@barce_noさん)」

「各所で巧さ、賢さ、視野の広さ、正確な上での遊び心が溢れてる!!(@cou_culeさん)」

「もちろん期待していた選手だったけれどその期待を遥かに超える活躍をしてくれて一気に虜になりました。18歳であの視野と位置取り最高過ぎます笑。イニエスタ2世もいいけれどペドリ1世になりうるクオリティを持っている選手だと思います笑。ファティらと共にこの先10年のバルサを引っ張っていってほしいです!(@K_REI0617さん)」

イニエスタの再来。これに尽きる!(笑)もはや若いのにすごいっていう次元じゃない。今のバルサに欠かせない選手。技術面で飛び抜けてるだけじゃなくて落ち着いたプレー選択ができて賢い。それでいて守備面での貢献も光る。カンテラ出身じゃないのに加入初年度から感じる“バルサの選手”感とイニエスタを彷彿させるプレーから彼の長年のバルサ愛を感じる所もまた応援したくなるポイント。(@pedriesta_さん)」

「間の受け方、次への動き等なぜカンテラーノじゃないのか理解できないほど素晴らしい。(@pique3yalves2さん)」

 

これは文句なしでしょう。1位はバルサのニューアイドル、ペドリです!!!2位のフレンキーとはなんと103点差をつけての圧倒的1位です。

今季、いやここ数年で最大のサプライズとなりました。イニエスタが退団して約2年。新たなイニエスタラス・パルマスからやってきました。ラス・パルマスから今季より500万ユーロで加入したペドリは、当初の予定ではバルサBでのプレーかプリメーラの別チームへのレンタルという話でした。しかしトップチーム選手として登録され、今や18歳にして欠かせない存在に。シーズン開幕時800万ユーロだった市場価値も現在5000万ユーロまで跳ね上がっています。

ペドリは技術、サッカーIQのレベルが非常に高く、カンテラ以外の場所から産まれた選手だとは思えない。チャビ、イニエスタブスケツ、ダニ・アウヴェス、スアレスが担ってきたメッシの相棒。ペドリは18歳にして既にこの地位にいます。もう何年も一緒にプレーしているかのような連携の高さです。

さらにすごいのは高い守備能力まで兼ね備えていること。相手から直接刈り取る守備はもちろん、守備時の適切なポジショニングと判断能力、高い献身性を持ち合わせています。また、常に冷静にプレーする姿やその完成度からもとても18歳とは思えません。しかし、それでも成長し続けているから恐ろしい。スペインの至宝の出現と成長を、こうして目の当たりに出来ていることは幸せなことです。

個人的にはあれだけベテランのような完成されたプレーを見せながらも、険しい顔をせず笑顔で楽しそうにプレーしている姿がサッカー少年という感じで好きです。また、課題を挙げるなら、ゴール前でのプレーですね。後はシュートやアシストなど目に見える結果さえ付いてくれば、間違いなくワールドクラスでしょう。

突如現れたバルサの救世主。ペドリがここからどのようなキャリアを歩むのか。今から楽しみで仕方ありません。02世代コンビとしてファティと一緒にバルサを導いて欲しいですね。

 

 

さて!これにて全選手の結果発表が終わりました!相変わらずクラブを支える中堅・ベテランと、そこに食い込んでいく若手選手。素晴らしいランキングになったのではないでしょうか。

まずはアンケートにご協力いただいた皆さん、最後まで読んでいただいた皆さん、ありがとうございました!楽しんでいただけたでしょうか?本当にたくさんの回答、コメントをいただき、すごく楽しみながら記事を書くことが出来ました。

クラブのゴタゴタもあり、シーズン開幕前と序盤はどうなることかと思いましたが、様々なサプライズによって、チームは今ものすごく良い状態にあると思います。もうすぐバルサから居なくなる選手や、これから先ずっと居る選手、色々な選手がいると思います。しかし僕らクレは彼らを応援し、素晴らしいものを見せてくれるように期待し続けるしかありません。

20/21シーズン後半戦も楽しみましょう!ありがとうございました!

皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5」~中編~

こんにちは!Mr.QULEです。

 

 皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5

 

前回は前編として、11位までの選手を発表しました。

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 今回は中編です!10位から6位の選手を発表していきます。

前回書いていて分かったのですが、順位が上がるにつれ書く内容も多くなってきています。いただいたコメントも多いですしね。なるべく多くのコメントを載せたいと思います。最後まで楽しんでいただければと思います。

 

それでは行きましょう!10位から6位の選手たちはこちらです!!

 

10位 セルヒオ・ブスケツ

22点(1番×1、2番×1、3番×2、5番×7)

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リーガ18試合出場

「停滞したボール保持時に可能性を感じさせるパスを出せるのはやはりブスケツだと思います。ミスが見られる場面も増えてはいますが、バルサの心臓に相応しいプレーは彼にしかできないと思います。(@sergiBarcelona1さん)」

「中盤の底を2枚から一枚に変えての4-3-3においてメッシ、ペドリが非常にやりやすい環境を作っている点。4-4-2っぽい当初のプランで衰えたと言われてたのを払拭するともに強いバルセロナを構築する上で不可欠。(@pique3yalves2さん)」

「彼が衰えたのではなく、チームの方向性が間違っていたのだと思わせるようなプレーを見せてくれている。(@harawo_culeさん)」

バルサの良し悪しのバロメーター的存在。(匿名)」

 

10位に入ったのは俺たちのブスケツ!!!

シーズン序盤は衰えたと言われていました。パスミスや判断ミスが増え、以前のブスケツではなくなっていました。しかしシステムが4231から4123に変わると復活。それと共にチームも復調していきましたね。まさにブスケツバルサそのものと言えるのではないでしょうか。ブスケツが活きるようなバルサは強く、そうでないバルサは弱い。こんな選手中々いません。

当初はやや問題視されていたフレンキーとの相性も現在はバッチリであると感じますし、ペドリ、メッシにも気を遣いながら常に適切なポジショニング、プレーをしていますね。カウンターの潰しや不意に入る縦パスも健在。さらにここ数試合では相手をいなすテクニックも見せています。最近あまり見られていなかった・上手くいってなかったですが、あれはそもそもブスケツが多くの選択肢を持っている状況でなきゃ決まらないものなので、チームが良くなっている証でもありますね。

こうなるとブスケツを変えることは難しくなってきますね。ピャニッチもあまり出場機会がありませんし、同じ悩みをクーマンも抱いていることでしょう。ブスケツの後釜問題は非常に難しいです。心臓ですからね。個人的にはバルサBのハンドロ・オレジャナしかいないと思うのですがどうでしょうか。

とにかく大好きなブスケツの復調は本当に嬉しい。さらなる活躍と、バルサを正しい方向に導いてくれることを期待するばかりですね!

 

 

9位 デンベレ

31点(2番×2、4番×6、5番×11)

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リーガ13試合2G1A

「高いポテンシャルを持ちながらも度重なる怪我で数シーズンを無駄にし、挙げ句の果てに素行の悪さも目立っていたが、今シーズンの前半戦はメッシ不在時にチームをプレーで引っ張り味方に指示をする程にまで責任を覚え、状態の良さを維持出来るようになったから(@reon_barcelonaさん)」

「もう諦めかけていたけれど今季は彼自身にとってもかなり大きなシーズンにすることが出来ているのではないかと思います。
ポテンシャルは文句なしの彼は今シーズン国王杯ではメッシの代わりと言える活躍をしてくれたり頼れる選手になってきたのではないかと思います。怪我には本当に気をつけて欲しいですが彼の活躍はこれからも期待したいです。(TAさん)」

「これだけ怪我せずにこのパフォーマンス。嬉しい誤算笑。(@dejong_fan_21さん)」

「プレーのクオリティはもちろん、メッシ不在のチームを引っ張ったりキャプテンを任されたりと、人間的成長をすごく感じる。“たくましくてカッコいい”デンベレ像が築かれつつある中でキャプテンマーク逆につけるお笑いも忘れない点がまた彼らしい(笑)。(@pedriestaさん)」

 

9位に選ばれたのはクレにとって今最も謎な存在デンベレ!!

度重なる怪我とプレーの質の低さ、さらに遅刻癖から、デンベレには何も期待していなかったクレは多かったと思います。実際僕もアンチ・デンベレでした。しかし彼に何が起こったのか、今シーズン途中からパフォーマンスが急激に向上。遅刻の報道も聞きませんし(当たり前ではあるんですけどね)、今までは何も考えずどこかぼーっとした目つきも、真剣な勝負師の目で味方に指示を出すまでになりました。今季は長期離脱もまだしていません。本当に急すぎて、正直この変化にはついていけていません。ただ言えるのは今のデンベレはカッコいい。

戦術的なところでも彼の存在は大きいです。メッシがバイタルでより自由にプレーするために必要なのは相手の最終ラインを下げさせること。デンベレはポジショニングとドリブルでこの役割を担っています。左右両脚で自由にボールをコントロールでき、スピードもあるデンベレと対峙したDFはズルズル下がることを強いられます。そしてバイタルが空いたところでメッシにボールを渡す。その時にはメッシにとって十分なスペースが与えられています。

もちろんデンベレ自身での突破も一級品。右サイドでは左利きに、左サイドでは右利きになる彼の加速からの切り返しにDFは付いていくことが出来ません。最近ではスペースがあるとシュートを狙うことも増えているように、プレーの選択肢も増えてきています。いつシュートが来るのか、パスが来るのか、突破してくるのか、これは彼にしか分からないことです。練習でも無双していますしね。

しかし厳しいことを言うなら、バルサに入団してからこれまでの働きと移籍金や給与を考えると、彼が抱える負債はまだまだ膨大です。もちろん怪我に気をつけながら、この調子を継続して欲しいですね。誰も予想していなかったデンベレの覚醒。まだまだやってくれることを期待しましょう。もちろんお笑いも提供してください。ちゃんと笑えるやつを。

 

 

8位 グリーズマン

36点(1番×2、2番×1、3番×2、4番×5、5番×6)

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リーガ18試合5G4A

「彼の持っているものを考えれば1ヶ月前まで本当に本人もファンももどかしい日々だったと思う。ボールに絡めないことも多々あり、彼らしい動きで掴んだ決定機もことごとく入らない。ただ彼はどんな試合でも必要であれば最終ラインまで戻って守備をし、途中交代でもふて腐れず、パスが来なくても何度も動きだしを繰り返し、懸命に働き続けた。(@barce_noさん)」

「金額に見合ってない、ゴールが少ない、売却すべき等の否定的な意見が合った選手。この選手のストロングポイントは怪我をしないところ。めちゃくちゃ走り回ってずっと試合に出てるのに怪我をしない。コロナ禍の影響で過密日程がつつぐなか離脱しないのはチームにとっても自身にとってもいい事だと思う。後半戦はもう少し得点を期待したい。(匿名)」

「好きだから。(@Otimusya_Ookiさん)」

 

8位はグリーズマン!!!

この選手に関しては本当に賛否両論、いろいろな意見を見ますね。しかしコメントで言われているように、彼のすごいところはかなりの稼働率にも関わらず怪我をしないところ。そして守備意識の高さです。前線でボールを追いかけていたかと思えば、気付いたときには最終ラインまで戻って守備をしています。彼はチームを大きく助けています。また、最近では攻撃においてもチームメイトとの良い連携によるプレーを見せています。

しかし正直なところ、金額や彼のレベルを考えるとやはりまだまだ足りないような気がします。確かにフリーランをするのはありがたいです。しかしそれ以上にボールに関わることは当然重要なことです。グリーズマンはスイッチオフの時間が長いような気がします。もっと相手の隙を付き、ひとつふたつ先を読みアクションを起こす姿を見たいと僕は思っています。おそらくここが出来ればより結果を出すことが出来るのではないでしょうか。

いずれにせよ彼がチームを助けていることは間違いないことで、批判も期待の現れです。出すなという声はあまり聞きませんしね。実力ある選手ということは皆知っています。さらなる活躍に期待ですね。あともうロン毛髭モジャはやめてください。

 

 

7位 デスト

37点(2番×1、3番×6、4番×5、5番×5)

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リーガ15試合1A

「セルジの離脱もあり出場機会が思ったより多かったにも関わらず自分の色をしっかり出せていたと思います。これからどんどん馴染んでより高いレベルにいけば彼もまた世界最高の右SBへ進化できるのではないかと思っています。(@OkisinHW3Fさん)」

「新加入、若手ながらロベルトの離脱もあり出ずっぱりになるも安定したパフォーマンスを発揮。連携面に不安はあるものの、単騎突破からのクロスなど、クレの期待を膨らませるプレーぶりが好印象。(@fcb_albさん)」

「特に印象に残っているのがクラシコですね。いきなりのクラシコでアウベスを思い出させるようなプレーは期待せざるを得ないと思いました。ロベルトが怪我をして出場時間がかなり増えて怪我が心配ですが彼もこれからのバルサを担っていくような選手になるのではないかと思ってます。(TAさん)」

 

新加入・新成人のデストは7位に選出!!!

2020年10月1日、彼は2100万ユーロ+500万ユーロの移籍金でアヤックスから移籍してきました。最も印象的なのはスタメン出場した初クラシコでのパフォーマンス。彼はバルサでデビューしてから数試合しか出場していなく、しかもその時は19歳でした。しかし彼のプレーはクレを魅了し、当時のクレの数少ない希望となりました。その後もセルジ・ロベルトの離脱期間試合に出続けていました。CLのディナモ・キエフ戦でも初ゴールを決め、素晴らしいスタートを切りました。

しかし試合連続出場によって負荷がかかってしまったのもあり、現在は負傷による離脱中となっています。また、技術とスピード、瞬発力を活かしたドリブルは彼の大きな強みではありますが、判断と連携、戦術理解度の低さは彼の大きな課題となっています。武器であるドリブルを発揮しようとし過ぎるあまり、判断が遅れてしまいボールロストに繋がるシーンが多く見受けられます。スローインの判断が悪く、試合中にメッシにブチ切れられるなんてシーンもありましたね。また、オーバーラップのタイミングや、ビルドアップ時のポジショニングも良くないです。素早い判断で、味方を使い味方に使われ、武器であるドリブルを活かしながら、相手のゴール前に侵入することが出来れば、ダニ・アウヴェスのレベルに達することも夢ではないと思います。

忘れていけないのは彼がまだ20歳であるということ。大きなポテンシャルを秘めた選手です。可能性は無限大ですが、枯らすのも簡単。偉大な先輩たちから学ばなければいけないことだらけです。怪我には気をつけながら、今後のバルサを担っていく存在になってくれることを期待しましょう。

 

 

6位 アンス・ファティ

68点(1番×3、2番×4、3番×7、4番×3、5番×10)

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リーガ7試合4G

「序盤でケガをしてしまったとは言え怪我前の活躍は昨シーズンに引き続き圧巻。クラシコでもゴールを決めてくれて本当に嬉しかった。あのゴール前の落ち着きは同世代の中で頭2つ3つ抜きん出てると思います笑 完全復活したらメッシ、ペドリらと共に最高のバルサを見せて欲しいです!(@K_REI0617さん)」

「怪我する前までは攻撃の中心だった。(@Leo0624Messiさん)」

「新たなバルセロナの象徴になり得るから。(FATIさん)」

クラシコ初ゴールしたから。(バルサマンさん)」

 

6位に選ばれたのは至宝アンス・ファティ!7位のデストとは約2倍の点差をつけています。

大抜擢された昨シーズン、クレに衝撃を与え、Bチームを経験することなくトップチーム登録という異例の大出世を果たしたファティ。Whoscored.comによる今季の平均レーティングでも7.38を記録し、メッシに次ぐチーム内2位。驚くべきは18歳にして市場価値が8000万ユーロであるということ。開幕から離脱前までの活躍は圧倒的でした。主力の調子が上がっていなかった中で、バルサを引っ張っていたのは当時17歳の彼でした。クラシコでも初ゴールを決め、スペイン代表でもデビュー。絶好調だった中での長期離脱は、彼にとってもチームにとっても大きな痛手でした。18歳にしてバルサでこの存在感って恐ろしい。

他クラブで結果を出し多額の移籍金でやってきた選手でさえもメッシやその他の選手に遠慮しながらプレーしてしまうところを、ファティは全く遠慮せず自分のプレーをします。その落ち着きと堂々とプレーする姿にクレは魅了されてしまいます。

まずはしっかりと怪我を治し、好調のバルサにさらなる追い風を吹かせて欲しいですね。そして今後10数年バルサを象徴する選手になって欲しいと思います。この至宝にバルサの未来は託されています。

 

 

今回の記事はここまでです!読んでいただきありがとうございます!

6位までの発表を終え、いよいよ次が本命のベスト5。残っているのはテア、アラウホ、メッシ、ペドリ、フレンキーです。どういった順位になっているでしょうか。

どうぞ最後までよろしくお願いします!!!

皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5」~前編~

こんにちは!Mr.QULEです!

前回の投稿からすっかり時間が経ってしまい、ブログ書くのは久しぶりということで、以前にも増して文章力は落ちているかもしれませんが、最後まで読んでいただければと思います。

 

さて今シーズンですが、リーガも19試合が終わり勝ち点37の3位、国王杯はベスト8進出が決定しチャンピオンズリーグはGS2位通過、決勝T1回戦の相手はPSGです。ちょうど前半戦が終わった感じですね。

そこで今回は

皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5

という企画をしました!

企画内容はTwitterをされているクレの皆さんにシーズン前半戦におけるバルサ選手に順位を付けてもらい、その中の上位5人(とその理由)をGoogleアンケートで答えていただくというものです!

回答数は109名!想像以上にたくさんの方々に参加していただき、とても嬉しく、そして楽しむことが出来ました。ありがとうございます!

 

 回答していただいたそれぞれのベスト5ですが、1番に選ばれた選手は5点、2番は4点、3番は3点、4番は2点、5番は1点というように点数化し、それらの合計点を元に順位付けを行いました。選択対象は背番号1~24のトップチーム登録選手+B登録でありながらトップチーム出場が多いミンゲサ+クーマン監督です。

 

この記事では前編ということで、先にベスト5に入らなかった選手を発表していきたいと思います!下から発表していき、この記事では11位まで発表します。誰が残っているのか、どういう順位になるのかを予想しながら楽しんでいただけたらと思います。

それでは行きましょう!!

 

 

18位 ピャニッチ、ブライトワイテ、ネト、ラングレ、トリンカン、マテウス・フェルナンデス、ウムティティ、ジュニオル・フィルポ

。。。残念ながら一票も入らなかった選手たちです。

個人的には、9番が必要であった今季のバルサにおいてブライトワイテの存在は大きかったし、ネトも序盤のテア不在の間、チームに安定感をもたらしてくれていました。ラングレに関しても手癖の悪さが課題に挙げられるものの、質の高いプレーで貢献度は非常に高いと思います。

このように、何人かの選手に関しては活躍していなかった訳ではないですね。しかし印象に残りにくかったのは事実で、活躍が薄い選手がいるのも事実です。シーズン後半戦、もっと活躍してくれることを期待しましょう!

 

 

16位 コウチーニョ

1点(5番×1)

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リーガ12試合2G2A

「個人的に好きなのと、なんかバルサが好きでここで成功したいって気持ちが伝わってくるからですかね!(@ryo_messi0629)」

 

16位はコウチーニョです!なんとか1票を得ることが出来ました。

すごく分かります。僕もコウチーニョは好きで応援していますし、同じような方は多いのではないでしょうか。

昨季はレンタル先であるバイエルンの一員としてバルサフルボッコにしたコウチーニョ。序盤こそ成長を感じ、今季のコウチーニョに大きな期待を抱いたクレも多かったと思います。しかし、怪我もあり段々と不調に。。。さらに大怪我もしてしまいましたね。少しでも早い復帰、復調を願う限りです。

 

 

16位 セルジ・ロベルト

1点(5番×1)

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リーガ7試合1G2A

コウチーニョと同じく1票を獲得し、16位に選ばれたのはセルジ・ロベルトです。

4231システムが導入されていた序盤ではサイドバックボランチの両方で起用されていましたが、第10節のアトレティコ戦で負傷してしまい、現在も離脱中です。

しかし成績が悪いわけではなく、Whoscored.comによる平均レーティングでは7.26と、今季のバルサの中で4番目に高い評価をされています。

4123に戻したクーマンバルサでどのように起用されるのか、彼の復帰がバルサにどのような影響をもたらすのか。CLではPSGと当たるので、そこでの活躍にも期待ですね。

 

 

15位 ピケ

3点(3番×1)

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リーガ8試合出場

「ただただ好き。会長選挙があるのにその辺は沈黙な点がまた良い。(@pique3yalves2さん)」

 

15位に選ばれたのはピケです!選んだのはもちろんピケ好きで有名なKaiさんです。

コウチーニョと同様に、第10節のアトレティコ戦で負傷し、現在も離脱中のピケですが、CLのディナモ・キエフ戦では得点をしています。また離脱後は、ピケの安定感を惜しむ声や、彼の存在がラングレのパフォーマンスを引き立てていたというような声が挙げられていましたね。離脱して改めて彼の重要度を認識したクレは多かったのではないかと思います。元気に復帰してくれることを願うばかりです。

そうですね。Kaiさんの言う通り、会長選に関しては口を開かないピケですが、どのように考えて、あるいは動いているのでしょうかね。

 

 

14位 ジョルディ・アルバ

5点(4番×2、5番×1)

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リーガ17試合1G3A

14位に選ばれたのはジョルディ・アルバ!ここからは複数人による票を獲得した選手たちです。

3月21日で32歳になるジョルディは、年齢からかここ1、2年は小さい怪我や能力の低下がみられます。また、ビルドアップ能力を問題視する声もよく聞きます。それでも彼は現バルサの中で代えが利かない選手のひとり。国王杯ラージョ戦では彼が途中出場で出てきた途端、左サイドが一気に活性化されました。メッシとの連携もそうですし、やはり左サイドを駆け上がるランニングのコースとタイミングは別格です。

彼の後釜を見つけるのは本当に困難だと思います。そしてこのポジションは外部から探すのではなく、カンテラーノに賭けて欲しいですね。

 

 

13位 オスカル・ミンゲサ

11点(3番×2、4番×1、5番×3)

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リーガ10試合出場

「批判もあるが本当に良くやっている。セントラルもラテラルもこなし、スカッドに必ずいて欲しい選手。(@CORONAMITINTAROさん)」

「全カテゴリーを経験しただけ違和感をまったく感じません。それに足も速くて右SBもこなせていて1年目で本当にすごいと思います!(@bacherofooさん)」
「バック陣の怪我もあり突然のトップチーム参加だったと思いますが、前で潰せて、RSBもできるユーティリティな一面もあるから!(@cou_culeさん)」

 

13位に選ばれたのは、現バルサB第2カピタンのミンゲサ!

今季はトップチームのDF陣に怪我人が多い中、Bから招集されたミンゲサですが、センターバックサイドバックも出来る彼は、ここまでバルサを大いに助けてくれています。DFの選手ながら高い足元の技術と戦術理解度はさすがカンテラーノ。ボールを持つ彼からは自信を感じます。おそらくアンカーも出来るかと思います。クレはカンテラーノの重要性を再認識することが出来たと思います。

弱点としては決してDF能力が高いとは言い切れないところです。DFである以上それはかなり致命的でもあるので、先輩たちから学び成長して欲しいところ。しかしユーティリティー性と、バルサに必要なビルドアップ能力を併せ持つ彼は、今後もチームに長く必要とされるのではないでしょうか。

 

 

12位 ロナルド・クーマン

13点(2番×1、4番×2、5番×5)

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「いい意味で期待を裏切ってるから。壊すために呼ばれたんだと思ってたから、今シーズンはタイトルなしも覚悟してた。選手起用やシステムを柔軟に変えられるのは本当に凄いこと。(@araratohaさん)」

「ここ数年苦境に立たされていたバルセロナでよくやってくれていると思います。バイエルンに衝撃的なスコアで敗北してからの就任、非常にプレッシャーがかかる状態であったと思いますが、平均年齢が高くなったバルサの主力たちを思い切って切っていくのは彼にしか出来なかったと思いますし、バルサの世代交代や若手の活躍は彼のおかげでもあると思います。首位アトレティコマドリーとは多くの勝ち点差がついてしまっているため優勝争いは厳しいと思いますが、2位フィニッシュを目指して後半戦を頑張って欲しいなと思います。(2525GerardP1queさん)」

「選手交代に不満はあるけど世代交代を進めたり、セティエンの時にはなかった、カウンターも出来て、かなり走れるチームにしてくれた。あとは結果とリキを出せ。(@Leo0624Messiさん)」

 

12位に選ばれたのはクーマン監督!ここはもうコメントの通りですよね。賛否両論あると思いますが、一時崩壊寸前だったチームも現在は持ち直していると思っています。その要因に挙げられるのはクーマンが持ち込みこだわっていた4231から、従来のバルサの4123に戻したこと。柔軟性は当然大事であると言いながらも、やはり実際には難しいことです。一般人には見えない部分で何が行われていたかは分かりませんが、4123に戻してからチームの調子が上がったのは明らかです。

また、マネジメント力も見せています。一部不遇な選手もいながらも、注目すべきはスーペルコパでチームが見せた一体感。前監督キケ・セティエンの時とは真逆の様子を見れたことには感動と期待を覚えました。

フレンキー、ペドリ、メッシをはじめとする多くの選手の最適解も、ここに来て見つけているようにも感じます。就任してからシーズン開幕まで時間がなかったのもありますので、この段階でいくつもの課題を解決していることは素晴らしいことです。しかしその一方で何人かの選手起用に関する要求は残っています。リキの起用は最近増えてきてはいますが、もっと早くから見たかったし(何か理由もあるんでしょうけど)、トリンカンを優遇するだけでなくBから呼んでいるカンテラーノももっと使って欲しいなあなんて思ったりもします。出場している若手は結果を出しているだけに。

いずれにせよシーズン後半に入れば強敵との対戦も増え、その中でのやりくりも重要になってきます。クーマンの真価が問われるのはここから。ここまでは悪くないですから、ここからどこまで上げることが出来るかですね。期待しましょう。

 

 

11位 リキ・プッチ

17点(1番×1、2番×1、3番×2、4番×1)

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リーガ4試合1G

「初得点を決めてあんなに愛されてるのを知って、ますます好きになったから。バルサの希望。(@araratohaさん)」

バルサの中盤!って感じだからほんとに語彙力がなくて申し訳ないです笑笑
あ、あと可愛いから!(@ryo_messi0629さん)」

 

11位はクレのアイドル、リキ・プッチ!!!

まあ今季はあまり良いシーズンを送ることが出来ていません。長い間出場機会に恵まれず、最近少しずつ出場機会は増えてきましたが、試合勘が鈍ってしまったのか、焦りからかミスを連発。本来のリキをまだ見ることが出来ていません。

ただ本調子に戻ったとしても課題は存在します。そのひとつが守備です。失った直後の切り替えの早さや、相手の懐に入る守備は良くても、後ろ向きの守備が微妙。これはカンテラーノにありがちだと思っているのですが、背後のスペースを埋める守備やコース限定、自陣バイタルでの守備は非常に大きな課題です。

しかしここまで不遇だったリキにもチャンスが訪れようとしています。システムが4123に戻ったことや、中盤選手の離脱によって出場機会が増えてきています。スーペルコパのレアル・ソシエダ戦ではPK戦の5人目に立候補し決め、その後のリーガ第19節エルチェ戦ではヘディングでの初ゴールを決めました。ゴール前に走り込むプレーはこれまで頻繁に見られていたものではなく、リキの成長の兆しと、クーマンからの要求の正体を感じました。

何よりもゴールした時のクレとバルサ選手の反応を見ると愛されている選手であると感じますね。なぜ彼が愛されるのか。それはあの笑顔と、バルサへの愛情を感じるからだと思います。バルサで成功したいという彼のこれまでの言動と、得点後のエンブレムへのキス。愛されるということは大きな魅力ですし、何よりもリキのような選手が活躍するバルサであって欲しいです。リキの成長と活躍を期待しましょう!クーマン監督、よろしくお願いしますね。

 

さて、ここまでが11位になりました。どうでしょうか。予想通りでしたか?

次の記事は中編です。10位から6位までの発表をしていきますので、引き続きよろしくお願いします!

 

mrqule.hatenablog.com

 

改革

こんにちは!Mr.QULEです。

 

前回の投稿から約1ヶ月が経ちました。

mrqule.hatenablog.com

 

まあでも元々このくらいの更新頻度を予定していたので、こんなもんです。笑

 

それはそうと、先日バルサの19/20シーズンが終わりました。今シーズンも色々なことが起こりましたね。

バルベルデのシーズン途中解任、キケ・セティエンが新監督として就任しました。リーガクラシコは1分1敗、リーガは準優勝、国王杯はアスレティックに破れ準々決勝での敗退となりました。冬にはカルラス・ペレスがローマへ、シーズン後半にはアルトゥールがユベントスへ、納得いかない形で放出されてしまいました。まあ他にもありましたが、何よりもシーズン最後の大敗。このダメージはあまりにもデカすぎました。(チャンピオンズでは毎年ありえない負け方をし過ぎてクレは慣れてきてるという説もありますが。。。)

そしてクレのそれらの不満は選手たち、バルベルデ、セティエン、考えの違うクレ、、、というように、様々なところへと向けられていきました。しかし、敵はバルトメウ。最終的に行き着く先は、皆同じところですよね。ただ、結局バイエルン戦での大敗を受け、クラブからいなくなるのはセティエンとフロントの数人。結局バルトメウが今すぐ消えることはなさそうです。

 

しかし、悪いことだけではありませんでした。まずはアンス・ファティ。これは言うまでもありません。フベニールAからトップチームに大抜擢され、見事チャンスを掴み取ったこの17歳は、クラブにとって大きな希望となりました。さらにリキ・プッチアラウホも、セティエン就任以降にチャンスを与えられ、アピールに成功しました。この3人の存在が認められたことは、これからのバルサにとって非常に価値のあることになるでしょう。また、ガリシア・ピミエンタ率いるバルサBの選手たちも、素晴らしい成長と結果を残し、若手選手のポテンシャルとカンテラの素晴らしさを見せつけたのではないでしょうか。あのバイエルン戦でも、ベンチで悔しさを露わにする2人の若手選手の姿を見ることが出来たのは、すごく嬉しかったです。ピッチの中からは感じることが出来なかった姿でしたから。

 

 

こう見ると、若手選手のシーズンとなったように思えてきます。では来季はどのようになるのか、なるべきなのか。せっかく見えてきた火種です。これから求められるのはその火を大きくすることでしょう。しかしそれだけではいけません。放出を伴った大改革が必要になってきます。

そんな中、今回のテーマは、「来季の構想」です。誰が残り、誰がいなくなるべきか。誰の出番が増え、誰の出番が減るのか。僕自身の考えを、報道にも少しだけ触れながら書いていきたいと思います。

 

まずは誰がいるのか、整理しましょう。

それがこちらになります。選手名の横にあるのは、年齢になります。バルサBの選手からは、今季トップチームで出場した選手を記載しました。

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多いですね。そして年齢が高い選手が多い。若者をどうするか。おじさんをどうするか。これがこの大改革のメインになります。

19/20シーズン登録選手(左列)の選手のうち、非売品とされたのはテア、ラングレ、フレンキー、メッシの4人だけといった報道もありました。

さて、どう整理していきましょうか。どうするべきか。まずは全体のところを示していきたいと思います。

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先程のメンバー表の選手名に、このような評価を基に色を付けていきたいと思います。

 

それがこちらです。上の表ではコウチーニョが抜けていましたので、付け足しました。

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まずは、レギュラー選手について。ここは絶対に外してほしくないレギュラー選手になります。ただ、リキに関しては少しオレンジ寄りの赤になります。また、セメドに関してはあくまで来季の話です。現実的なところから赤にしましたが、バルサBのモレル、そして現在ベティスにいるバルサ保有権を持つエメルソン次第では、来季終了後の放出もあり得ると考えています。

次に準レギュラー選手について。「あれ、赤少なくない?オレンジ多くない?」と思った方、いるのではないでしょうか。オレンジには、積極的に使ってほしい&使っても問題ない若手選手と、徐々に出番を減らしていくべきベテラン選手が入り交じっています。また、実際に見てから判断すべきという意味合いも強いです。特にピャニッチコウチーニョがオレンジなのはそういう意図があります。

ローテーション要員の2人に関しては、トップチームに帯同させ、たまに出場機会を与えながら、その後について判断させていきたいです。また、オレンジや青系、緑の選手がここに入ることもあるかと思っています。

 

ここからは少し心を痛めながら書いていきます。

まず放出すべき選手について、おそらくイニャキ・ペーニャをトップチームでの第2GKとするなら来季。そうなるとネトは放出ということになります。ウムティティは怪我の多さ、パフォーマンス、年俸等の理由からも放出でしょう。ラングレのパフォーマンスと若手選手の台頭も関係していますが。

ビダルラキティッチに関してはどちらかは残した方がいいような気がしています。決め手になったのは、ラキティッチピボーテが出来るというところ。

ストライカーはどうするのか。レベル的にブライトワイテは放出でしょう。ただ、スアレスグリーズマンについては、どちらかを放出すべきです。悩ませる理由は、スアレスはなんだかんだで得点をするというところです。かなり衰えたものの、ゴールゲッターとしての能力はやはり高い。それはグリーズマンに勝っているところです。ただ、衰えとグリーズマンがサイドも出来ることを考えると、悩みますね。ラウタロなど、噂に出てたストライカーを補強出来ていたら問題ないんですけどね。現在クラブに若手ストライカーもいないので、このポジションに関しては来季での世代交代は難しいと思っています。

デンベレに関しては基本的には放出で良いと思います。ただ、なぜかまだ期待してしまうところもあるので青にしてしまいました。ただ、年俸は半分以下にして欲しいです。正直よく分からないです。

フィルポに関しては、そもそもバルサでやるレベルに達していないと思うので、ミランダやバルサBのアキエメの選択肢がありそうなら、放出で良いと思います。というかそうして欲しいです。

 

来季もバルサBでやるべきの3人は、レンタルで武者修行、ローテーション要員と正直ほぼ同じです。

コジャドはデンベレグリーズマンがいるうちはほぼほぼ出場機会は回ってこないような気がするし(トリンカンもいるので)、モンチュも同じような理由です。しかし2人とも実力は十二分にある選手。本人たちとしてもさすがにステップアップしたいでしょうから、武者修行が現実的でもあるんですかね。ただ、特にモンチュに関しては、将来的にバルサ絶対必要な選手だと思います。そんな中、今レンタルで出して、最近の傾向的に帰ってこれるのかという不安があるのが、レンタルを推しづらい理由です。

ペドリに関してはまだラス・パルマスバルサB、他のチームでやらせるべきだと思います。ただ、理想はバルサBでピミエンタの指導を受けて欲しいです。

 

ここまでが選手の去就と出場機会の増減に関するものになります。

では、実際にどのように選手を配置するのかというところです。画像を貼るとパターンが多すぎて、とんでもないことになりそうなかというところです。画像を貼るとパターンが多すぎて、とんでもないことになりそうなので、ポイントだけ書きます。

  • 41234231の使い分け
  • メッシはCFもしくはトップ下

1つ目のポイントにおける理由は2点挙げられます。1つは現在のスカッドに、アンカーをやることで活きるような若手選手がいないということ。フレンキーは出来ますが、それが彼にとって最適解とは思えません。しかしドブレピボーテなら、はまる選手は多いような気がします。2つ目の理由は、トップ下の方が、コウチーニョやアレニャ(将来的にはペドリも)が活きそうだからです。それに、従来の4123を相手によっても変えながらやるのがベストであると考えています。セティエンが最後にやったような4312はなしです。やはりエストレーモ(ウイング)はバルサに必須。スカッド的にも置くべきです。

 2つ目のポイントにおける理由は、先程も書きましたが、サイドには純粋なエストレーモの選手を置いて欲しいということ。メッシは中央にいた方が良い。コウチーニョでギリギリです。また、スアレスグリーズマンを中央で常に使い続けることにも不安があるというのも理由にあります。

基本的には上記2点をベースにして欲しいと思っています。その上で、戦い方に応じた選手起用を見ることが出来たらいいなと思います。毎試合同じスタメン、同じスタメンではなく。

 

まあ色々僕の希望を書いてきましたが、結局はフロント、そして新監督(セティエンの可能性もありますが)がどうするかです。売ろうと思っても買い手が見つからなければ売れませんからね。

現時点では、ポチェッティーノの可能性が消え、最有力候補はクーマンと噂されていますがどうでしょうか。おそらく任期はチャビが来るまでの1年。そんな中、救世主になる者は現れるのでしょうか。

個人的には、来季に関しては世代交代クラシコ勝利CL出場権獲得さえしてくれれば後は何でもいいとまで思っています。さすがに2-8で負けるのは嫌ですが。。。

 

ある意味今季までの失敗は、大きな大きなチャンスでもあります。しかしここを逃してしまうと、その先には深い闇を感じます。まあどこまで落ちても、消滅しない限りは相変わらずバルサを応援するんですけどね。でもやっぱり好きなクラブには輝いていて欲しいので。

 

というわけで、今回はこの辺にしたいと思います。世代交代と来季の姿について、書いてきました。コメントや感想等、ぜひお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました!またよろしくお願いします!

フレンキーの活き方。活かし方。

こんにちは、Mr.QULEです!

前回の投稿から約3週間が経ちました。

mrqule.hatenablog.com

 前回はバルサの魅力についてでしたね。

共感出来るとかの意見も貰えて嬉しかったです。

 

さて、今回は考察系の記事になります。

主役はフレンキーキケ・セティエンです。最後までどうぞよろしくお願いします。

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7月20日に行われた、リーガ19/20最終節アラベス戦。バルサは5-0でアラベスに快勝し、今シーズンのリーガを終えました。まずはこの試合のフレンキーについて話していきたいと思います。

後半13分、ブスケツに代わって出てきたフレンキー。この試合ではピボーテ(アンカー)を務めることになりました。

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皆さん、この試合のフレンキーのピボーテの感想はどうでしたか?ボールへの関わりやポジショニングについてどう思いましたか?

 

個人的にはとても良かったと思いました。ピボーテというポジションにとらわれず、前後左右に自由なポジショニングを取り、広い範囲でボールに関わっていました。メッシによる5点目のシーンでは、アタッキングサードでボールを受けたフレンキーがジョルディにパスを出し、ジョルディのクロスにメッシが合わせるといったように、結果にもしっかりと繋がっていました。

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このように、「ビルドアップからフィニッシュまで、幅広い仕事をこなして貰う」といった役割を与えることがフレンキーを活かすには良いのではないかと感じました。

同じように感じた方も多いのではないのでしょうか?これまで、なんかフレンキーが活ききらないなあと感じていたところの答えが少し見つかってきたような気もしましたね。

 

さて、この試合でのフレンキーに対する好印象。以前からのこの変化はなぜ起きたのでしょうか?この背景には誰がいるのでしょうか?

 

キケ・セティエンです。

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 以前から主張してきましたが、セティエンは選手に対して、それぞれの選手の特性に合わせた個別の役割を与えます。

セティエンバルサにおいて、同じポジションでも、選手によって違うプレーをする例はいくつかあります。二つの例を紹介していきたいと思います。

 

ジョルディが基本的に大外でプレーするのに対し、フィルポは相手のペナルティエリアに近付くにつれて内側でプレーします。フィルポ(1枚目)が先発出場し、78分にジョルディ(2枚目)と交代した37節のオサスナ戦における、二人のボールタッチ位置です。

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スアレスが中央かつ相手の最終ライン付近でプレーするのに対し、ブライトワイテは左右に動き、浅めの位置でプレーします。ブライトワイテ(1枚目)が中央で先発出場し、59分にスアレス(2枚目)と交代した37節のオサスナ戦における、二人のボールタッチ位置です。

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そしてフレンキーとブスケツの比較です。特に中盤の選手に関しては、ボールの位置による影響が高いので、データだと分かりづらいかもしれないと思うのですが、一応載せておきます。ブスケツ(1枚目)が先発出場し、58分にフレンキー(2枚目)と交代した最終節のアラベス戦における、二人のボールタッチ位置です。

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比べてみると、若干ですがフレンキーの方が高い位置での関わりの割合は増え(そもそも出場時間が違いボールタッチ数も違うので)、幅広くボールに関わっているように見えます。ただ、ここに関しては、試合で観た印象の方が強いような気もします。

 

このように、セティエンバルサでは選手によって、与えられた役割が比較的大きく異なることがあります。バルベルデバルサでは、ポジションによって、プレーの仕方が決まっていたような印象があります。個人的には、この点においてセティエンは評価出来るし、好きなポイントでもあります。

 

「フレンキーの、フレンキーによる、フレンキーのためのピボーテ

アラベス戦で観た、フレンキーが活き、バルサも活性化するこのフレンキーのピボーテに対する印象はとても良いです。

 

しかし、フレンキーがピボーテをやるには身につけなければいけないことがあります。

 

それは「簡単にプレーすること」です。

 

どういうことか。フレンキーはドリブルやターンを使って剥がせるという長所があります。例えば運ぶドリブルや交わすドリブルに関しては、おそらくブスケツよりも上です。

しかし、それに頼ってしまう場面も多々あります。とりあえず剥がしてから、交わしてから、運んでから、次のプレーを選んでいるような印象を受けることがあります。上手な選手なので、基本的にはそれで成り立ちます。ドリブルが上手くいって次のプレーが出来たり、ファールを貰えたりすればOKです。

ただ、守備が上手い相手に取られたり、ギリギリのプレーでファールを貰えなかったり、時間がかかって味方選手へのパスコースがなくなってしまっていたらどうなるでしょうか。このような状況は絶対に避けなくてはいけません。

 

そうならないように上手くやっているのがブスケツです。

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相手と味方全体を把握し、プレーを選択するスピードがとにかく早い。基本的には、素早く味方へ繋ぐプレーをしているからこそ、意表を突いたターンやドリブルが効いてくる。すごく特殊なフェイントやスピードを使わなくても、彼が危なげなくボールを繋ぐことが出来るのはそこにあります。

 

先輩方からフレンキーが学ぶべきことはまだまだ多いです。しかしフレンキーはフレンキー。彼ならではのプレーを発揮しなければなりません。そのひとつがアラベス戦で見せた様なボールに対する関わり方。前後左右に広くプレーできることが彼の強みでもあります。シンプルにプレーしながら、開けたところでもう一度ボールを受けることが出来たら、大きく前進していく。なんてプレーの使い分けが出切れば、もっともっとレベルの高い選手になれるはずです。

 

今回はここまでになります。セティエンバルサにおける選手の起用法、そしてフレンキーについて書いてきました。

楽しんでもらえましたでしょうか?意見・感想等あれば、ぜひお願いしますね。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました!また次回もよろしくお願いします!

バルサの魅力とバルサの宝

こんにちは、Mr.QULEです。

 

前回の投稿から約二週間が経ちました。

 

mrqule.hatenablog.com

 

試合数や、ピッチ外でのあれこれに比べると更新頻度は低いですが、引き続き読んでもらえると嬉しいです。

 

さて、ピッチ内外では様々なことが起こっています。

ほとんどがネガティヴな話題な気がしますけどね。。。

ただ、嫌気さしまくりのそんな時だからこそ、「なんで、バルサが好きなんだろう」ということを考えていきたいなと思います。

 

というわけで今回は、バルサの魅力についてです!

 

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いきなり結論からいきたいと思います。

なぜバルサに魅かれるのか。それは、バルサには「」があるからです。

どういうことか、今から説明していきたいと思います。

 

ところでみなさんは、自分の好きなチームに対して何を求めますか?また、良いクラブの要素、クラブの価値とは何だと思いますか?

単純な強さ、サッカーの内容、選手の育成、スター選手の存在、、、

他にもいくつもありますが、こんなところが挙げられると思います。

まあ理想を語るのは簡単ですが、実際にはこれらを全て兼ね備え、極めているというのは簡単なことではありませんよね。だからほとんどのチームでは、全ての要素は求められず、優先されるポイントもあれば、そうでないポイントもあります。

 

しかし、バルサはどうでしょう。例えばバルサが勝てないと人々は騒ぎます。勝てても内容が悪ければ騒ぎます。カンテラーノがピッチにいなければ疑われ、スター選手がいなければ面白がられません。いま例に挙げている4つの要素のうち、どれかが欠けてたら、そこから「最近のバルサは。。。」という批判がされてしまいます。

 

誰が?

もちろんメディアや他チームのファン、サッカー界の人々といった、世間的からの要求の水準はかなり高いと思います。

しかし、最も高い要求をしているのは誰でしょうか。それはクレ達です。僕自身も、やはり先ほど例に挙げた4つの要素は全て求めてしまいます。

 

なぜなのか?

めちゃくちゃハイレベルな要求をしているのは分かっています。それでも人々がバルサにそのような要求をしてしまうのは、バルサが全てを達成出来るのを知っているからです。

6冠を取り、高い連携と技術で相手の守備を崩し、カンテラーノ11人でリーガに出場し、バロンドールの1位から3位を独占し、代表選手に溢れている。

僕らは、そんなバルサを近年見てしまっているのです。しかもそれは偶然ではない。

「美しく勝つ」という哲学を持つバルサでは、そんなトップチームで活躍できるよう徹底的に選手を育成するシステムがあります。その中で育ち、世界トップレベルまで上り詰めたスター選手は、最近だと少なくともピケ、プジョルジョルディ・アルバブスケツ、チャビ、イニエスタ、そしてメッシが挙げられます。さらにこれらが揃ったクラブには、外部からもスター選手がやってきます。これこそ挙げればキリがないので、書き上げませんが、想像してみてください。

 

追い求めればキリがないし、全てを達成できるなんて冷静に考えれば不可能のように思える。それでも追い求めてしまうのはバルサに「」があるからです。

一度見た夢のような光景を忘れることができず、追い求めてしまう。だからクレは「最も欲張りな人種」になってしまうのです。本当にクレは欲深いなあと、常々思っています。

 

ここまでがバルサの魅力についてです。本当はここで終わろうと思っていたのですが、今後のバルサについても書きたくなったので、勢いに任せて、ちょっと書いていこうと思います。もう少しお付き合いをお願いします。笑

 

全てを達成するのはかなり難しいと言いましたが、実現可能であるとも思っています。

そのためには、第一にカンテラーノの起用というのが求められると思います。バルサスタイルの中で、最も活躍しやすいのはどういう選手か。最近のリキ・プッチや、アンス・ファティを見れば自ずと答えは出てくるでしょう。

 

 

以前ツイートしたのですが、これが自分の考えです。

カンテラーノはどのようなサッカーで活躍するように育成されてきたのか。それを考えれば、リキやファティの活躍は不思議なことではありません。

同じ年齢で、高額で移籍してきた選手と、ようやくトップチームに呼ばれたカンテラーノがいるとします。当然選手としては前者の方が、今は完成度は高いと思います。そりゃそう、トップリーグのチームである他クラブで主要選手として活躍してきた選手ですから。でもだからといって、バルサでプレーする能力が高いとは限りません。フィットして、若い選手であるならば、そこから成長しなければなりません。しかしこのフィットが難しい。一方で、カンテラーノはバルサでプレーするために育成されてきた。だからフィットに時間なんてかかりません。ということは後は成長するだけ。トップレベルに揉まれて、ぐんぐん成長していきます。

ここを勘違いして、今現在の完成度で比べてしまうと、全ポジションを補強し、長い時間じっくりと作り上げてきたバルサの宝を捨ててしまうことになります。気付いた時には外で育った選手ばかり。バルサスタイルをピッチ上で表現することが難しくなっている。これが現在置かれている問題ではないでしょうか。

 

僕の理想としては、ほとんどがカンテラーノ、足りないポジションを手軽な値段で補強、1人2人に馬鹿みたいな大金をぶっこむことです。特にストライカーなどは、例年カンテラーノだけでは難しそうなポジションでもありますから、その辺に大金をつぎ込みたいです。若めの選手なら最高ですね。あくまで理想なんですけどね。でもこれがずーっと続いていったら、すごく楽しいんじゃないかなあ。。。

 

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バルサの魅力を書こうと思ったところから、気が付いたらカンテラーノについてまで書いてました。

バルサにはがあり、それを実現するにはバルサの宝であるカンテラーノが必要不可欠である。

そんなことを言いたかったです。

どうでしょうか。共感出来るところなどはありましたか?楽しんでもらえていたら嬉しいです。

皆さんそれぞれ「理想のバルサ」というのがあると思います。ポジティヴな話題だけではないですが、ぜひ皆さんがそれぞれ持っているそんな「理想のバルサ」を夢見ながら、引き続き楽しくバルサと共に生活していけたらいいな。そんな風に思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!これからもよろしくお願いします!

 

要は使い方

こんにちは、Mr.QULEです。

 

今回は今朝行われたセビージャ戦を観て、セティエンバルサについて、感じたことを書いていこうと思います。

マッチレポートではないですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

では今回、何をテーマに書くのか。

 

今ここにパスタと炒飯、そしてフォークとスプーンがあるとします。

皆さんはそれぞれどちらの食器で、どちらの料理を食べますか?

ほとんどの方は、フォークでパスタを食べ、スプーンで炒飯を食べるかと思います。

しかし、もしフォークで炒飯を食べ、スプーンでパスタを食べることになってしまったら、どうでしょうか。食べられないことはないですが、めちゃくちゃ食べづらいはずです。

 

つまり大事なのは使い方

何(相手、状況)に対して何(選手)を使うか

バルサではどうなっているのか。というところに触れていきたいと思っています。

 

そしてこのテーマの主役は、アルトゥールラキティッチです。

 

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二人の選手に関する話に入る前に、少しだけセビージャ戦の話をしましょう。

この試合で、個人的にセティエンバルサへの理解が深まったような気がしています。(え、遅くね。というコメントは無しでお願いします)

まずはスタメンから。

 

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スタメンはこのようになっていました。そして、試合中は主に以下のような形になっていました。

 

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ブスケツがCBに加わり(ラングレと位置が変わることもありました)、セメドとジョルディは高い位置、ブライトバイテは幅を取ったりしながらも、基本的にはスアレスと2トップを形成するような形でした。

 

ラキティッチと言えば、右のイメージの方が強いですが、この試合では選手交代が行われるまで、左を務めていました。

このラキティッチの左起用。個人的には、ラキティッチの特徴が活きてて、良かったのではないかと思っています。

 

というわけで、まずはラキティッチに関して話していきたいと思います。

 

ラキティッチの特徴とはなんでしょうか?

バルサ選手の中でも抜けている能力のひとつに、ロングボールが挙げられます。

 

ラキティッチは、ロングボールの精度はもちろん、ロングボールを蹴るのが上手です。

この選手は、自分のプレーをするための準備能力に長けていて、

  1. パスを受けるポジショニングを取り
  2. 身体の向きを作り
  3. 蹴りやすいところにボールを置き
  4. 蹴る

という流れが非常にスムーズかつ高精度に出来る選手です。

 

自分の形があり、それを作るのが上手いということですね。

しかしその一方で、自分が得意でない状況でのプレーを避ける印象もあります。強いプレスを受けながら低い位置でビルドアップに参加しないとか、バックパスを選択するとか、その辺です。

よく言えば賢い選手ではあります。

 

そしてそれを考えると、その能力を活かすなら、ラキティッチは左の方が良いというのは、必然に感じてきます。

その理由を説明するにあたって、前回のアラウホに関する記事と同様に、ここでまた利き足の話が出てきます。

mrqule.hatenablog.com

 

右利きの選手が、ボールを受け、逆サイドに展開するのには、右サイドと左サイドのどちらが適しているでしょうか。

 

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まずは右サイド。右足は相手に近く、蹴るまでに取られたり、蹴ったボールが相手に当るリスクがあります。

 

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次に左サイドです。右足は相手から遠く、右サイドでの場合に比べて、自由に蹴れそうです。

 

 

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さらにこの身体の向きなら、自分より右側のあらゆるところにボールを蹴れそうですね。

実際にも上の図のように、ビダルが走りこむ場面もありましたし、メッシへのリターンや、この図にはないですが、スアレスへのパスも出しやすそうです。

 

このような理由からも、ラキティッチは左の方が良いのではないかと感じました。

もっと言えば、ラキティッチのこの特性を活かすなら、ビルドアップ時の3CBの一角もありだと思っています。ペップバイエルンで、シャビ・アロンソがやっていたように。

ラングレ(ウムティティ)、ラキティッチ、トディボの3人でビルドアップとか、結構面白くなるのではないでしょうか(そもそも来季誰がいるのかも分かりませんが。。。)

 

このようなラキティッチの起用法からも、セティエンバルサは、基本的に全選手の特徴が活きるように、作られているのではないかと思います。矢印がついた一人一人のパズルのピースを組み合わせていった結果、相手ゴールにたどり着くように。

右サイドに広大なスペースを残しておき、ビダルとセメドに使わせるあたりからも、それを感じられます。セメドは広いスペースでシンプルな突破、味方との二人組の関係での突破の方が、おそらく活きますからね。そしてビダルがその相方としてかなり機能しています。

 

ただ、当然シーズン途中での就任や、コロナによる中断というのもあり、全メンバーの特徴を完全に把握することは出来ていない可能性があります。

アルトゥールはそのうちの一人なのではないでしょうか。

 

バルベルデ時代のアルトゥールと言えば、今季の最初はかなり良かったですよね。動く範囲やプレーのバリエーションが増えて、自由にやっていた印象があります。

 

バルベルデ「よし、やってこい」

セティエン「こういうプレーをするんだ」

 

個人的に、このようなイメージがあります。もちろんバルベルデも指示を出しますが、決められた範囲内であれば、基本的には選手に任せており、バルベルデバルサの自由度は、セティエンバルサに比べると高かった気がします。

 

セティエンがまだアルトゥールをつかみ切れていない理由の一つに、アルトゥールが積極的にボールを受けに行く選手であるということが挙げられます。

なぜなら「全員が正しいポジショニングを取れば、確実に目的地までボールを運ぶことが出来る

これがセティエンの考えであるからです。

 

しかしそんなセティエンバルサの中にも、自由が許された選手がいます。

そう、メッシです。

リズムを変え、スイッチを入れ、決定的な仕事をする。

アルトゥールがボールに多く絡むことで活きる選手であるとするならば、彼がセティエンバルサの中で地位を勝ち取るために、メッシと同様の役割を担う必要があります。

 

実際にセティエンのやり方は悪くはなく、確実に運ぶことは出来るようになるとは思うのですが、やはりどこかで相手に怖さを与え、引きこもった相手DFを引きずり出すような選手は必要です。

それが出来ると断言出来るスペシャルな選手が今はメッシしかいません。ファティは出来そうだなと思いつつも、まだ発展途上です。以前はイニエスタがいました。

アルトゥールが次のレベルに行くために、バルサでの地位を確実にするためには、そのようなスペシャルな選手になることは必須です。上手い選手で止まらないためにも。

 

はい!という訳で、今回は以上になります。

何(相手、状況)に対して何(選手)を使うか

バルサには質の高い様々なタイプの選手がいます。

セティエンたちは一刻も早く全員の活かし方を見つけ、選手は自分たちの可能性をセティエンに示していく必要がありますね。

 

 

楽しんでいただけたでしょうか!

感想・質問もドシドシお待ちしております!

それではありがとうございました!またお願いします!