Mr.QULEの気まぐれノート

「好きなときに好きなことを」バルサのことを中心に書いていきたいと思います

皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5」~中編~

こんにちは!Mr.QULEです。

 

 皆さんが選ぶ「FCバルセロナ20/21 前半戦ベスト5

 

前回は前編として、11位までの選手を発表しました。

mrqule.hatenablog.com

 今回は中編です!10位から6位の選手を発表していきます。

前回書いていて分かったのですが、順位が上がるにつれ書く内容も多くなってきています。いただいたコメントも多いですしね。なるべく多くのコメントを載せたいと思います。最後まで楽しんでいただければと思います。

 

それでは行きましょう!10位から6位の選手たちはこちらです!!

 

10位 セルヒオ・ブスケツ

22点(1番×1、2番×1、3番×2、5番×7)

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リーガ18試合出場

「停滞したボール保持時に可能性を感じさせるパスを出せるのはやはりブスケツだと思います。ミスが見られる場面も増えてはいますが、バルサの心臓に相応しいプレーは彼にしかできないと思います。(@sergiBarcelona1さん)」

「中盤の底を2枚から一枚に変えての4-3-3においてメッシ、ペドリが非常にやりやすい環境を作っている点。4-4-2っぽい当初のプランで衰えたと言われてたのを払拭するともに強いバルセロナを構築する上で不可欠。(@pique3yalves2さん)」

「彼が衰えたのではなく、チームの方向性が間違っていたのだと思わせるようなプレーを見せてくれている。(@harawo_culeさん)」

バルサの良し悪しのバロメーター的存在。(匿名)」

 

10位に入ったのは俺たちのブスケツ!!!

シーズン序盤は衰えたと言われていました。パスミスや判断ミスが増え、以前のブスケツではなくなっていました。しかしシステムが4231から4123に変わると復活。それと共にチームも復調していきましたね。まさにブスケツバルサそのものと言えるのではないでしょうか。ブスケツが活きるようなバルサは強く、そうでないバルサは弱い。こんな選手中々いません。

当初はやや問題視されていたフレンキーとの相性も現在はバッチリであると感じますし、ペドリ、メッシにも気を遣いながら常に適切なポジショニング、プレーをしていますね。カウンターの潰しや不意に入る縦パスも健在。さらにここ数試合では相手をいなすテクニックも見せています。最近あまり見られていなかった・上手くいってなかったですが、あれはそもそもブスケツが多くの選択肢を持っている状況でなきゃ決まらないものなので、チームが良くなっている証でもありますね。

こうなるとブスケツを変えることは難しくなってきますね。ピャニッチもあまり出場機会がありませんし、同じ悩みをクーマンも抱いていることでしょう。ブスケツの後釜問題は非常に難しいです。心臓ですからね。個人的にはバルサBのハンドロ・オレジャナしかいないと思うのですがどうでしょうか。

とにかく大好きなブスケツの復調は本当に嬉しい。さらなる活躍と、バルサを正しい方向に導いてくれることを期待するばかりですね!

 

 

9位 デンベレ

31点(2番×2、4番×6、5番×11)

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リーガ13試合2G1A

「高いポテンシャルを持ちながらも度重なる怪我で数シーズンを無駄にし、挙げ句の果てに素行の悪さも目立っていたが、今シーズンの前半戦はメッシ不在時にチームをプレーで引っ張り味方に指示をする程にまで責任を覚え、状態の良さを維持出来るようになったから(@reon_barcelonaさん)」

「もう諦めかけていたけれど今季は彼自身にとってもかなり大きなシーズンにすることが出来ているのではないかと思います。
ポテンシャルは文句なしの彼は今シーズン国王杯ではメッシの代わりと言える活躍をしてくれたり頼れる選手になってきたのではないかと思います。怪我には本当に気をつけて欲しいですが彼の活躍はこれからも期待したいです。(TAさん)」

「これだけ怪我せずにこのパフォーマンス。嬉しい誤算笑。(@dejong_fan_21さん)」

「プレーのクオリティはもちろん、メッシ不在のチームを引っ張ったりキャプテンを任されたりと、人間的成長をすごく感じる。“たくましくてカッコいい”デンベレ像が築かれつつある中でキャプテンマーク逆につけるお笑いも忘れない点がまた彼らしい(笑)。(@pedriestaさん)」

 

9位に選ばれたのはクレにとって今最も謎な存在デンベレ!!

度重なる怪我とプレーの質の低さ、さらに遅刻癖から、デンベレには何も期待していなかったクレは多かったと思います。実際僕もアンチ・デンベレでした。しかし彼に何が起こったのか、今シーズン途中からパフォーマンスが急激に向上。遅刻の報道も聞きませんし(当たり前ではあるんですけどね)、今までは何も考えずどこかぼーっとした目つきも、真剣な勝負師の目で味方に指示を出すまでになりました。今季は長期離脱もまだしていません。本当に急すぎて、正直この変化にはついていけていません。ただ言えるのは今のデンベレはカッコいい。

戦術的なところでも彼の存在は大きいです。メッシがバイタルでより自由にプレーするために必要なのは相手の最終ラインを下げさせること。デンベレはポジショニングとドリブルでこの役割を担っています。左右両脚で自由にボールをコントロールでき、スピードもあるデンベレと対峙したDFはズルズル下がることを強いられます。そしてバイタルが空いたところでメッシにボールを渡す。その時にはメッシにとって十分なスペースが与えられています。

もちろんデンベレ自身での突破も一級品。右サイドでは左利きに、左サイドでは右利きになる彼の加速からの切り返しにDFは付いていくことが出来ません。最近ではスペースがあるとシュートを狙うことも増えているように、プレーの選択肢も増えてきています。いつシュートが来るのか、パスが来るのか、突破してくるのか、これは彼にしか分からないことです。練習でも無双していますしね。

しかし厳しいことを言うなら、バルサに入団してからこれまでの働きと移籍金や給与を考えると、彼が抱える負債はまだまだ膨大です。もちろん怪我に気をつけながら、この調子を継続して欲しいですね。誰も予想していなかったデンベレの覚醒。まだまだやってくれることを期待しましょう。もちろんお笑いも提供してください。ちゃんと笑えるやつを。

 

 

8位 グリーズマン

36点(1番×2、2番×1、3番×2、4番×5、5番×6)

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リーガ18試合5G4A

「彼の持っているものを考えれば1ヶ月前まで本当に本人もファンももどかしい日々だったと思う。ボールに絡めないことも多々あり、彼らしい動きで掴んだ決定機もことごとく入らない。ただ彼はどんな試合でも必要であれば最終ラインまで戻って守備をし、途中交代でもふて腐れず、パスが来なくても何度も動きだしを繰り返し、懸命に働き続けた。(@barce_noさん)」

「金額に見合ってない、ゴールが少ない、売却すべき等の否定的な意見が合った選手。この選手のストロングポイントは怪我をしないところ。めちゃくちゃ走り回ってずっと試合に出てるのに怪我をしない。コロナ禍の影響で過密日程がつつぐなか離脱しないのはチームにとっても自身にとってもいい事だと思う。後半戦はもう少し得点を期待したい。(匿名)」

「好きだから。(@Otimusya_Ookiさん)」

 

8位はグリーズマン!!!

この選手に関しては本当に賛否両論、いろいろな意見を見ますね。しかしコメントで言われているように、彼のすごいところはかなりの稼働率にも関わらず怪我をしないところ。そして守備意識の高さです。前線でボールを追いかけていたかと思えば、気付いたときには最終ラインまで戻って守備をしています。彼はチームを大きく助けています。また、最近では攻撃においてもチームメイトとの良い連携によるプレーを見せています。

しかし正直なところ、金額や彼のレベルを考えるとやはりまだまだ足りないような気がします。確かにフリーランをするのはありがたいです。しかしそれ以上にボールに関わることは当然重要なことです。グリーズマンはスイッチオフの時間が長いような気がします。もっと相手の隙を付き、ひとつふたつ先を読みアクションを起こす姿を見たいと僕は思っています。おそらくここが出来ればより結果を出すことが出来るのではないでしょうか。

いずれにせよ彼がチームを助けていることは間違いないことで、批判も期待の現れです。出すなという声はあまり聞きませんしね。実力ある選手ということは皆知っています。さらなる活躍に期待ですね。あともうロン毛髭モジャはやめてください。

 

 

7位 デスト

37点(2番×1、3番×6、4番×5、5番×5)

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リーガ15試合1A

「セルジの離脱もあり出場機会が思ったより多かったにも関わらず自分の色をしっかり出せていたと思います。これからどんどん馴染んでより高いレベルにいけば彼もまた世界最高の右SBへ進化できるのではないかと思っています。(@OkisinHW3Fさん)」

「新加入、若手ながらロベルトの離脱もあり出ずっぱりになるも安定したパフォーマンスを発揮。連携面に不安はあるものの、単騎突破からのクロスなど、クレの期待を膨らませるプレーぶりが好印象。(@fcb_albさん)」

「特に印象に残っているのがクラシコですね。いきなりのクラシコでアウベスを思い出させるようなプレーは期待せざるを得ないと思いました。ロベルトが怪我をして出場時間がかなり増えて怪我が心配ですが彼もこれからのバルサを担っていくような選手になるのではないかと思ってます。(TAさん)」

 

新加入・新成人のデストは7位に選出!!!

2020年10月1日、彼は2100万ユーロ+500万ユーロの移籍金でアヤックスから移籍してきました。最も印象的なのはスタメン出場した初クラシコでのパフォーマンス。彼はバルサでデビューしてから数試合しか出場していなく、しかもその時は19歳でした。しかし彼のプレーはクレを魅了し、当時のクレの数少ない希望となりました。その後もセルジ・ロベルトの離脱期間試合に出続けていました。CLのディナモ・キエフ戦でも初ゴールを決め、素晴らしいスタートを切りました。

しかし試合連続出場によって負荷がかかってしまったのもあり、現在は負傷による離脱中となっています。また、技術とスピード、瞬発力を活かしたドリブルは彼の大きな強みではありますが、判断と連携、戦術理解度の低さは彼の大きな課題となっています。武器であるドリブルを発揮しようとし過ぎるあまり、判断が遅れてしまいボールロストに繋がるシーンが多く見受けられます。スローインの判断が悪く、試合中にメッシにブチ切れられるなんてシーンもありましたね。また、オーバーラップのタイミングや、ビルドアップ時のポジショニングも良くないです。素早い判断で、味方を使い味方に使われ、武器であるドリブルを活かしながら、相手のゴール前に侵入することが出来れば、ダニ・アウヴェスのレベルに達することも夢ではないと思います。

忘れていけないのは彼がまだ20歳であるということ。大きなポテンシャルを秘めた選手です。可能性は無限大ですが、枯らすのも簡単。偉大な先輩たちから学ばなければいけないことだらけです。怪我には気をつけながら、今後のバルサを担っていく存在になってくれることを期待しましょう。

 

 

6位 アンス・ファティ

68点(1番×3、2番×4、3番×7、4番×3、5番×10)

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リーガ7試合4G

「序盤でケガをしてしまったとは言え怪我前の活躍は昨シーズンに引き続き圧巻。クラシコでもゴールを決めてくれて本当に嬉しかった。あのゴール前の落ち着きは同世代の中で頭2つ3つ抜きん出てると思います笑 完全復活したらメッシ、ペドリらと共に最高のバルサを見せて欲しいです!(@K_REI0617さん)」

「怪我する前までは攻撃の中心だった。(@Leo0624Messiさん)」

「新たなバルセロナの象徴になり得るから。(FATIさん)」

クラシコ初ゴールしたから。(バルサマンさん)」

 

6位に選ばれたのは至宝アンス・ファティ!7位のデストとは約2倍の点差をつけています。

大抜擢された昨シーズン、クレに衝撃を与え、Bチームを経験することなくトップチーム登録という異例の大出世を果たしたファティ。Whoscored.comによる今季の平均レーティングでも7.38を記録し、メッシに次ぐチーム内2位。驚くべきは18歳にして市場価値が8000万ユーロであるということ。開幕から離脱前までの活躍は圧倒的でした。主力の調子が上がっていなかった中で、バルサを引っ張っていたのは当時17歳の彼でした。クラシコでも初ゴールを決め、スペイン代表でもデビュー。絶好調だった中での長期離脱は、彼にとってもチームにとっても大きな痛手でした。18歳にしてバルサでこの存在感って恐ろしい。

他クラブで結果を出し多額の移籍金でやってきた選手でさえもメッシやその他の選手に遠慮しながらプレーしてしまうところを、ファティは全く遠慮せず自分のプレーをします。その落ち着きと堂々とプレーする姿にクレは魅了されてしまいます。

まずはしっかりと怪我を治し、好調のバルサにさらなる追い風を吹かせて欲しいですね。そして今後10数年バルサを象徴する選手になって欲しいと思います。この至宝にバルサの未来は託されています。

 

 

今回の記事はここまでです!読んでいただきありがとうございます!

6位までの発表を終え、いよいよ次が本命のベスト5。残っているのはテア、アラウホ、メッシ、ペドリ、フレンキーです。どういった順位になっているでしょうか。

どうぞ最後までよろしくお願いします!!!