バルサの魅力とバルサの宝
こんにちは、Mr.QULEです。
前回の投稿から約二週間が経ちました。
試合数や、ピッチ外でのあれこれに比べると更新頻度は低いですが、引き続き読んでもらえると嬉しいです。
さて、ピッチ内外では様々なことが起こっています。
ほとんどがネガティヴな話題な気がしますけどね。。。
ただ、嫌気さしまくりのそんな時だからこそ、「なんで、バルサが好きなんだろう」ということを考えていきたいなと思います。
というわけで今回は、バルサの魅力についてです!
いきなり結論からいきたいと思います。
なぜバルサに魅かれるのか。それは、バルサには「夢」があるからです。
どういうことか、今から説明していきたいと思います。
ところでみなさんは、自分の好きなチームに対して何を求めますか?また、良いクラブの要素、クラブの価値とは何だと思いますか?
単純な強さ、サッカーの内容、選手の育成、スター選手の存在、、、
他にもいくつもありますが、こんなところが挙げられると思います。
まあ理想を語るのは簡単ですが、実際にはこれらを全て兼ね備え、極めているというのは簡単なことではありませんよね。だからほとんどのチームでは、全ての要素は求められず、優先されるポイントもあれば、そうでないポイントもあります。
しかし、バルサはどうでしょう。例えばバルサが勝てないと人々は騒ぎます。勝てても内容が悪ければ騒ぎます。カンテラーノがピッチにいなければ疑われ、スター選手がいなければ面白がられません。いま例に挙げている4つの要素のうち、どれかが欠けてたら、そこから「最近のバルサは。。。」という批判がされてしまいます。
誰が?
もちろんメディアや他チームのファン、サッカー界の人々といった、世間的からの要求の水準はかなり高いと思います。
しかし、最も高い要求をしているのは誰でしょうか。それはクレ達です。僕自身も、やはり先ほど例に挙げた4つの要素は全て求めてしまいます。
なぜなのか?
めちゃくちゃハイレベルな要求をしているのは分かっています。それでも人々がバルサにそのような要求をしてしまうのは、バルサが全てを達成出来るのを知っているからです。
6冠を取り、高い連携と技術で相手の守備を崩し、カンテラーノ11人でリーガに出場し、バロンドールの1位から3位を独占し、代表選手に溢れている。
僕らは、そんなバルサを近年見てしまっているのです。しかもそれは偶然ではない。
「美しく勝つ」という哲学を持つバルサでは、そんなトップチームで活躍できるよう徹底的に選手を育成するシステムがあります。その中で育ち、世界トップレベルまで上り詰めたスター選手は、最近だと少なくともピケ、プジョル、ジョルディ・アルバ、ブスケツ、チャビ、イニエスタ、そしてメッシが挙げられます。さらにこれらが揃ったクラブには、外部からもスター選手がやってきます。これこそ挙げればキリがないので、書き上げませんが、想像してみてください。
追い求めればキリがないし、全てを達成できるなんて冷静に考えれば不可能のように思える。それでも追い求めてしまうのはバルサに「夢」があるからです。
一度見た夢のような光景を忘れることができず、追い求めてしまう。だからクレは「最も欲張りな人種」になってしまうのです。本当にクレは欲深いなあと、常々思っています。
ここまでがバルサの魅力についてです。本当はここで終わろうと思っていたのですが、今後のバルサについても書きたくなったので、勢いに任せて、ちょっと書いていこうと思います。もう少しお付き合いをお願いします。笑
全てを達成するのはかなり難しいと言いましたが、実現可能であるとも思っています。
そのためには、第一にカンテラーノの起用というのが求められると思います。バルサスタイルの中で、最も活躍しやすいのはどういう選手か。最近のリキ・プッチや、アンス・ファティを見れば自ずと答えは出てくるでしょう。
デンベレ、コウチーニョ、グリーズマン。。。一時的に大金出して買った選手よりも、リキ、ファティのように長い時間かけて育てた選手の方が活躍するんだよなあバルサでは。
— Mr.QULE (@fcb_qule) 2020年6月30日
時は金なり。いやむしろ金よりも時の方が重要なのか。
以前ツイートしたのですが、これが自分の考えです。
カンテラーノはどのようなサッカーで活躍するように育成されてきたのか。それを考えれば、リキやファティの活躍は不思議なことではありません。
同じ年齢で、高額で移籍してきた選手と、ようやくトップチームに呼ばれたカンテラーノがいるとします。当然選手としては前者の方が、今は完成度は高いと思います。そりゃそう、トップリーグのチームである他クラブで主要選手として活躍してきた選手ですから。でもだからといって、バルサでプレーする能力が高いとは限りません。フィットして、若い選手であるならば、そこから成長しなければなりません。しかしこのフィットが難しい。一方で、カンテラーノはバルサでプレーするために育成されてきた。だからフィットに時間なんてかかりません。ということは後は成長するだけ。トップレベルに揉まれて、ぐんぐん成長していきます。
ここを勘違いして、今現在の完成度で比べてしまうと、全ポジションを補強し、長い時間じっくりと作り上げてきたバルサの宝を捨ててしまうことになります。気付いた時には外で育った選手ばかり。バルサスタイルをピッチ上で表現することが難しくなっている。これが現在置かれている問題ではないでしょうか。
僕の理想としては、ほとんどがカンテラーノ、足りないポジションを手軽な値段で補強、1人2人に馬鹿みたいな大金をぶっこむことです。特にストライカーなどは、例年カンテラーノだけでは難しそうなポジションでもありますから、その辺に大金をつぎ込みたいです。若めの選手なら最高ですね。あくまで理想なんですけどね。でもこれがずーっと続いていったら、すごく楽しいんじゃないかなあ。。。
バルサの魅力を書こうと思ったところから、気が付いたらカンテラーノについてまで書いてました。
バルサには夢があり、それを実現するにはバルサの宝であるカンテラーノが必要不可欠である。
そんなことを言いたかったです。
どうでしょうか。共感出来るところなどはありましたか?楽しんでもらえていたら嬉しいです。
皆さんそれぞれ「理想のバルサ」というのがあると思います。ポジティヴな話題だけではないですが、ぜひ皆さんがそれぞれ持っているそんな「理想のバルサ」を夢見ながら、引き続き楽しくバルサと共に生活していけたらいいな。そんな風に思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!これからもよろしくお願いします!